トゥラシー तुलसी tulasī (トゥルシー)

デーヴァナーガリー:तुलसी- 
IAST:tulasī- 
カタカナ表記:トゥラシー(現代語ではトゥルシー) 
性:女性名詞 
意味:ホーリーバジル、カミメボウキ 

サンスクリット語の読み方だと
トゥラシー(tulasī)ですが、
現代インドの発音ではトゥルシー(tulsī)。
ヴィシュヌ神の妻、ラクシュミー女神の化身として

崇拝されている聖なる植物です。

(ラクシュミーの嫉妬で姿を変えられたヴィシュヌ神の女性信者という神話もあります)


最近は田舎のホームセンターでも苗が売られています。
我が家でも鉢植えで育てているので、
フレッシュのままや、乾燥させて
ハーブティとして気軽に飲めますよ。

英語名は、holy basil, あるいは sacred basil

和名は、神目箒(カミメボウキ)

といいます。

インド亜大陸の植物について詳しい
『ネパール・インドの聖なる植物』(絶版)という本には、
さまざまな植物にまつわる様々な伝説、神話、薬効、植物学的な情報が載っていて、
巻末にはサンスクリット語名の索引もあって、とても便利な本でした。
改訂されて新版が売られているみたいですね。

サルヴァトラ・インディア

सर्वत्र इण्डिय Sarvatra India サルヴァトラ・インディア サルヴァトラはサンスクリット語で「どこでも」「あらゆるところ」という意味です。 古代と現代、日本とインド、学問と実践、を繋ぐサイトとして インドの深く広い文化を発信する総合サイト